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東京都の企業内保育の保育士求人について調べてみた

皆さまこんにちは!
保育士ライフのお役立ち情報編集部です。

2月ももう半ば、寒さも和らいできたようなきてないような(まだか・・・)お天気ですが、いかがお過ごしでしょうか。
寒いのがとてつもなく苦手な筆者は、早く気候的にも春が来てほしいなと思っています。



そんな本日は、

東京都で企業内保育の保育士求人を探してみた

をテーマにお送りしようと思います。


企業内保育・・・
保育士の皆さまはもちろん聞いたことある方がほとんどでしょう。
ですが、企業内保育、企業主導型保育、事業所内保育とか、似たような名前がいくつかあって、それぞれどういうものかわかっていないという方も多いのではないかと思います。

そこで本日は、 企業内保育とは?企業主導型保育や事業所内保育とどう違うの?企業内保育で働くメリットやデメリットは?といった内容について一緒に学んでいきましょう!

そして最後に、 実際の東京都の企業内保育の保育士求人のいくつかをご紹介していきたいと思います!

準備はいいですか!?
では、行ってみましょう!





企業内保育所について

まずは、企業内保育所とは?という疑問について調べてみます。
「企業内保育所とは」 で検索してみると・・・結構記事が出てきます。

ほいくらし 企業内保育所とは?働くメリットや向いている人を解説
保育のお仕事レポート 「企業内保育」とは? 保育士さんが働くメリットを紹介します!
カオナビ 企業内保育所とは? 導入事例、メリット・デメリット
RELO総務人事タイムズ 企業内保育所の導入のメリットと企業側の負担は?厚生労働省が定める要件


この辺りの記事を読んで、まとめてみることにしましょう。
ふむふむ・・・


◆企業内保育所とは?


 企業内保育所とは、企業がオフィス内や近隣施設に設置している保育所のことで、 自社で働く社員とその子どもやその地域の子どもが対象となる施設のこと。


企業が設置している保育所が、企業内保育所と呼ばれるものですね。
これは文字通りですね!
ただ、必ずしもオフィスビル内や施設内ということではないのですね。
近隣の施設でも設置しているものも、企業が設置しているのであれば企業内保育所と呼びます。


そして、 企業内保育所はその目的や運営形態によって、事業所内保育所と企業主導型保育所の大きく二種類に分かれているとのこと。

ふむふむ、事業所内保育所と企業主導型保育所を総称して、企業内保育と呼んでいるのですね。
これら二つの違いについても、まとめてみます。


◆事業所内保育所とは?


地域型保育事業により設置されている保育施設の一つ
国の設置基準を満たした認可保育園である必要があり、さらに地域型保育事業は実施主体が市町村であるため、各地方自治体の認可が必要です。

 地域型保育事業自体は、地域における様々なニーズに対応し、待機児童の解消や、地域の子育て支援機能を維持・確保することを目的としています。

中でも 事業所内保育は、企業に勤務する親の方々にとって、子育てと仕事の両立をサポートするとともに、子どもたちにも適切な保育環境を提供することが目的です。

事業所内保育事業以外には、小規模保育事業、家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業が地域型保育事業にあたります。

なるほど、企業内保育所以外にもよく耳にする小規模保育園は、この地域型保育事業の一環なのですね。

また、近年東京都において事業所内保育所の数は増加傾向にあるようです。
労働者が子育てと仕事を両立しやすくするために、企業が育児支援策を積極的に導入するようになったことが背景にあるようですね。

内閣府が出している子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)に詳しい内容が記載されているので、より詳しく知りたい方は是非確認してみてください!



◆企業主導型保育所とは?


 企業主導型保育事業により設置されている保育施設

こちらの事業は内閣府主導の助成制度であり、保育園としては認可外保育園となりますが、認可保育園と同程度の助成金を受けることができます。

企業主導型保育事業は、 企業が社員の様々な働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供し、待機児童の解消を図るとともに、仕事と子育てに資することを目的とした事業です。

なるほど!似たような施設でも、大元の内閣府の事業が異なっているのですね。

企業主導型保育園は、近年東京都でも広く普及しています。
これは、企業のニーズに応えるために、子育てと仕事の両立を支援するという考えからです。
これまでの保育園は、一般的に公共や私立の保育施設が主流でしたが、企業主導型保育事業の導入により、企業が自社内で保育施設を整備できるようになりました。
従業員が子育てと仕事の両立を容易に行える環境を企業が独自に整備することができるようになったのですね。
そして今後も、企業主導型保育園の導入が進み、従業員が子育てと仕事の両立を容易に行える環境がより整備されることが期待されています。

企業主導型保育事業についてより詳しく知りたい方は、内閣府HPの1. 企業主導型保育事業の制度の概要と企業のメリットを読んでみてください!



企業内保育所で働くメリット・デメリット



では次に、企業所内保育所で働くメリット・デメリットについてまとめてみます!
この辺りの記事が参考になりそうです。

保育士ワーカー  企業内保育とは?給料やメリット・デメリットについて紹介!
保育のお仕事レポート 「企業内保育」とは? 保育士さんが働くメリットを紹介します!



それぞれまとめてみると・・・

企業内保育所で働くメリット


・土日休みが基本で、休暇制度が充実している
 企業内保育は、設置している企業の営業時間に合わせて運営されているため、土日休みが基本となります。
また、休暇制度なども充実しているところが多いため、プライベートの時間もしっかり確保できる保育園が多いと言えるでしょう。

・保護者が身近にいる
 保護者が同じ施設内や近隣施設で働いているため、体調不良や怪我をしてしまった場合に緊急の連絡がとりやすい環境です。
また緊急時以外にも、何かとコミュニケーションが取りやすいという点も大きいですね。

・一般的な保育園に比べて業務負担が少ない傾向にある
運動会やお遊戯会など、大規模なイベントを行っていない施設も多く、イベントの準備などの業務は少ない傾向にあります。
イベントや行事やその準備・作業が苦手という方にとっては比較的働きやすい環境かと思います。

・ゆとりを持った保育ができる
基本的に少人数を保育するため、一人ひとりにじっくりと向き合うゆとりを持った保育ができます。
一人ひとりとの距離が近い保育をしたい方にはおすすめです。

・雇用が安定している場合が多い
企業によって運営されているため、よほど業績の悪い企業でない限り、安定した雇用が期待できます。

・待遇面や福利厚生が充実している
企業として従業員の働きやすい環境整備に積極的に取り組むため、福利厚生が充実していることが多いです。
基本的な福利厚生はもちろん、社内割引など企業特有の福利厚生が使えることもあります。

・企業の文化や風土に親しめる
企業の文化や風土に親しむことができます。
保育園が企業内にあるため、企業の方針や価値観を身近に感じることができますし、福利厚生などの一環で企業独自のイベントなどに参加できる場合もあります。

・専門的なキャリアアップの機会
福利厚生の一環として、研修制度が充実している企業も少なくありません。
そのため、保育士や保育管理者としてのキャリアアップも期待できます。

・新しい施設も多いため、施設や設備がキレイな場合が多い
企業内保育所は近年新しく創設されることが増えており、新しくキレイな施設・設備であることが多いです。
キレイで整った職場で働くことは、働くモチベーションアップにも繋がります。


企業内保育所で働くデメリット


・給与や経営状況が景気に左右されやすい
運営元の企業の経営状況が、保育所の経営にも大きく影響してきます。
不況や経営状態の悪化により、保育園が閉園してしまう可能性も無きにしも非ず。

・大きなイベントや行事がない分、やや物足りない場合がある
メリットであげた大きなイベントや行事がなく業務負担が少ないという点は、裏を返せば業務にメリハリがなく、やや物足りなくいと感じることもあります。

・企業のルールや経営理念に合わせる必要がある
企業が運営している保育園なので、何か特別なルールや理念がある場合でも、それに従う必要があります。

・想定外の残業が発生する場合がある
保護者の労働時間によっては、想定外の残業が発生することもあり得ます。

・保護者との関係性が近すぎてしまうことも
保護者と同じ施設で保育する場合、保護者との関係性が深まりすぎてしまう場合があります。
保護者と適度な距離を保ちたいという方にとっては、マイナスな一面にもなり得ます。




やはり、何事も一長一短はありますね。
大切なのは、こういったメリットデメリットをしっかり理解した上で働くことですね。
自分にとって譲れないものは何なのかを照らし合わせて考えてみることが必要です!





以上、企業内保育についてと、そのメリットデメリットを学んだところで、実際に東京都の企業内保育の保育士求人を探してみましょう!

東京都ですので、けっこうな数が出てきそうです。
企業内保育所は増えていますし・・・
ですので、できるだけいろんな市区町村の求人をご紹介したいと思います。



「東京都 保育士 求人 企業内」で検索!
まず出てきたのは、indeedの求人
indeedでいくつか探してみましょう。



保育士 1日2~3名の企業主導型保育所/少人数

こちらは東京都 千代田区の、正社員保育士求人。
キッズスクウェア日比谷フォートタワーという施設です。

2021年にオープンした新しい施設ですね。
日比谷線内幸町駅や虎ノ門駅から直結の保育所なので、アクセスもかなり良さそう。
こちらの施設のHPは見当たらないのですが、新規オープンの際のプレスリリースがありましたので載せておきます。

求人案内のメリットとして、

①高収入・高待遇の環境
基本給だけでも最低20万円以上から、
あなたの経験と年齢を十分考慮します。
これに加えて、手当などが付与されます!

②長期休暇も取得できる
土日も開園している保育施設ですが、
長期休暇も取得できるように、シフト配慮をしてくれます!
「良く働き、よく休む」をよく体現できている職場です。

③業界でも最高水準の福利厚生
退職金にもかかわる企業型DC(拠出年金)や
女性の健康面の補助など、
保育業界ではあまり取り組んでいない福利厚生の用意があります。

当園は提携企業様のための保育所なので、1日数名程度のお子さまが登園します。

オフィスビル内のキレイで広々した保育室にて、少数のお子さまとじっくり向き合いながら保育をしていただきます。

と紹介されています。
こういう風に、前面に押し出されているといいですよね。
募集要項や内容が薄い求人もありますから・・・

↓画像は日比谷フォートタワーの画僧です。
こんなところに通勤できるって、それだけでテンション上がります!






企業内保育園での保育補助

こちらは東京都新宿区のキッズハーモニー・新宿という施設の求人です。
パート・アルバイトの募集で、業務内容は保育補助です。

求人案内には、

企業内の小規模保育園で保育士のサポート業務、子どもたちの着替えや食事のお手伝い、園内の清掃などをお願いします。

人気の大手企業内&小規模の保育園で働きやすい環境です。
小規模でゆったりしたおうちのような環境で、一人ひとりに向き合ったゆとりある保育ができます。

と紹介されています。
パソナグループのパソナフォスターという企業が運営する保育園のようです。
さらに、

定員38名の小規模企業内保育園です。
新宿駅から徒歩5分で通勤も便利です。
ダイバーシティ型保育施設として、企業の福利厚生の一環として、
復職を願う社員の仕事と子育ても応援します。
預けやすい環境を整え、働く保護者の方々を支えています。
都会の中心に位置した保育園ですが、
空を見上げることができる屋外の園庭もあり、のびのびした保育ができます。
是非施設見学にお越しください。

との紹介が。
新宿から徒歩5分という駅近立地にもかかわらず、園庭もあるのですね。
安定して働けそうですし、保育補助なので無資格でも働けるようですし、良さそうな求人です!





1日1時間×週5日!
日中にできる簡単な保育補助
★新規入園にあたっての増員募集!

提携企業のお子さまのみなので、1日あたりの登園数は1~5名程度。

今回は、既存スタッフのお昼休憩に合わせて、時短パートさんを募集します。
主にお昼寝中の午睡チェック等をお任せします。

当社では、パート入社後に社員登用となった実例も多く、ライフスタイルに合わせて働き方の変更が可能です

最初は日中の短時間勤務からスタートして、ゆくゆく時間や日数を増やして働いていきたい!といったご相談も可能です。

と紹介されています。
保育士資格は必須のようなので、その点だけ要注意です!

こちらの施設のHPは見当たりませんでしたが、一つ目にご紹介したキッズスクウェア日比谷フォートタワーと同じ
アルファコーポレーションという企業が運営しているようです。





保育士(企業内保育)/資格必須/ブランクあり/

お次は東京都足立区の求人。
ナーサリースクール北千住すみせいキッズという施設で、正社員保育士の求人です。
園児定員は18名の企業内保育施設ですね。

求人案内には詳しい仕事内容などの記載はないですが、
施設のHPがあるので見てみましょう。

HPには、

足立区認可外保育施設(企業主導型保育所)「ポピンズナーサリースクール北千住すみせいキッズ」は、2018年4月、北千住駅徒歩5分の立地にございます住友生命北千住ビルの1階に開園いたしました。

定員18名でお子様をお預かりしており、活気あふれる街中で、ゆったりと過ごしていただける環境作りを心掛けています。
また、少人数保育ならではの良さを生かしながら、お子様の成長に寄り添った「エデュケア」を展開いたします。

とありました。
施設名と場所からして、住友生命で働く社員さんのための施設かもしれないですね。
福利厚生も充実していると予想!






企業内/定員12名で一人一人と向き合う保育

こちらは東京都江戸川区の正社員保育士の求人ですね。
施設名はサポート保育とありますが、検索しても見当たらず・・・

求人内容には

企業内保育所で保育業務に携わって頂きます。

一般企業で働くのと同じように土日祝休み・8:00~18:30(シフト)の勤務ができます。

認可保育園ではないので行事も最低限のみにしぼっており、保護者参加のものは年に2回のみです。行事についても普段の保育の延長と考えているので、衣装を準備したり壁面を毎月たくさん作ったりすることはしていません。
普段の保育、特にお子様との関わりを一番大切にしています!

アピールポイント

企業内の小規模施設です!

設備も整っており、保育のし易い導線や周辺環境が整っております!

と紹介されています。
最初にメリットで紹介したように、一般企業と同じ勤務時間と、行事が少ないという部分が紹介されていますね。
保育のし易い導線が整っているとのことで、比較的新しい施設なのかもしれませんね。





保育士(企業内保育/院内保育所)/資格必須/ブランクあり/

こちらは東京都千代田区の求人。
厚生労働省5号館保育室での正社員保育士の求人です。
厚生労働省の施設とは・・・確かにない理由を探す方が難しいですが、霞ヶ関にもこのような施設があること初めて知りました!
なかなか見ない求人ではないかと思いますよ、これは。

定員は19名のようですね。
それ以外の詳しい情報はなく・・・気になる。
気になる方は、お早めに問い合わせしてみてくださいね!!





以上、東京都の企業内保育の保育士求人について調べてみた でした!


今日のところはこれくらいで・・・
まだまだ企業内保育の求人はたくさんありますので、定期的にチェックしてみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!


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