皆さんこんにちは!
保育士ライフのお役立ち情報編集部です。
冬真っ盛りですね〜
毎日寒い寒い。暖房もガンガンつけてしまっております。
この冬、怖いのが光熱費ですよね・・・
SNSやらで、続々と光熱費爆上がりの阿鼻叫喚が流れてくるではありませんか。
筆者の家は最近電力会社を変えたので、切り替えのタイミングでまだ光熱費の請求が来ていません。請求がくるのが怖い。
光熱費だけでなく、いろんな物価も上がってるし、どうしたもんかというところですね。
こんな時は、まず出費を見直してみる!中でも、固定費削減!
そして、固定費の中でもまず一つ大きいのが、家賃!
特に、東京に住んでいる方は、家賃高いですよね。
編集部もみんな東京住みです。お気持ちわかりますよ・・・
家賃補助がある場合は少しは楽なのですがね。
そこで今回は、東京で家賃にお困りの保育士の皆さんのために、
東京都で家賃補助ありの保育士求人について詳しく調査してみたいと思います!
ということで、さっそく行ってみましょー!
東京都といえども広いですし、区によっては家賃の高さも違いますよね。
そこでまずは手始めに、東京都23区の家賃補助についての取り組みや、家賃補助の金額ランキング、そして、家賃補助を受ける際の注意点について調べてみたいと思います!
保育BOXの家賃補助が保育士の上京を後押し!東京23区の取り組みをご紹介を見てみると、
そもそも家賃補助とは、企業(保育園)や国や市町村から支給される住宅費用(全額or一部)のことですが、同じ家賃補助でも、
・国や市町村が行っているものと、保育園独自で行っているもの。
・給与に補助分の金額を上乗せしてくれるものと、天引きされるもの。
という違いがあるとのこと。
筆者は企業独自の家賃補助しか受けたことしかありません。
新卒で就職した会社は寮だったので、給与天引きという形でしたね。
余談ですが、懐かしいあの頃・・・寮生活はとても楽しかった思い出があります。
その後の会社では、補助分を給与上乗せする形での支給でした。
また、マイナビ保育士の保育士のための「家賃補助」総まとめ 支援の種類から注意点まで解説によると、
家賃補助にかかる費用は、事業者もしくは国や地方自治体が負担します。国や地方自治体の家賃補助は事業者に対する支給を行うことから、保育士自身の交付申請ができません。制度を利用する際は、保育士のための福利厚生拡充を行う企業運営の認可保育所、私立認定こども園、認可保育所などを経由し、支給を受けます。
さらに、マイナビ保育士の同記事によると、家賃補助の種類としては以下のように分けられるとのこと。
寮・社宅に対する家賃補助
勤務先の保有マンション・アパートの貸し出しを行います。一般的な賃借料より優遇家賃を設定し、実質的な補助を行う内容です。 事業者によっては、共有スペースの清掃や管理業務を保育士の当番制で行います。管理会社が行う作業を担当することに対し、抵抗を感じる保育士には不向きです。
保育士が借りた物件に対する家賃補助
保育士自身が賃貸契約を行い、家賃の一定割合の補助を受けます。(例:家賃のうち30%の支給を行う) 物件選びを自分自身が担当するため、住環境に対するこだわりが強い保育士におすすめです。入居時の敷金・礼金や管理費は自己負担であるケースが多く、一定額の出費を伴います。
毎月一定額が支給される家賃補助
事業者規程に沿う物件に入居する保育士に対し、毎月一定額の支給を行う内容です。(例:保育園から3駅以内に居住する保育士には、一律3万円の支給を行う) 家賃の高い物件を選択するほど、本人負担額も上がります。年収に見合う家賃の物件を選択し、自主的な家計管理を行いましょう。
借り上げ社宅制度
保育士宿舎借り上げ支援事業が推進する家賃補助形態に該当します。事業者が賃貸物件の契約を行い、優遇家賃または無償により、保育士の入居を認める内容です。自己負担額は、給与天引きによる徴収を行います。 多くの自治体では、借り上げ社宅の敷金・礼金は不要です。転居を伴う就職・転職であっても高額な初期費用を伴わず、家計の負担を軽減できます。ただし、物件選択の自由は認められず、運営元の指定物件に対する入居が条件です。
自治体の住宅支援制度
多くの自治体が実施する住宅支援制度は、保育士宿舎借り上げ支援事業に沿い、補助を行う内容です。一部の地域では、独自の支援制度を設け、保育士宿舎借り上げ支援事業対象外の保育士に対する補助が見られます。
一口に家賃補助と言っても、こんなに種類があるのですね・・・
こう提示されると確かに!となりますが、普段の生活ではそこまで違いについて知る機会はなかなかありませんよね。
この中でも筆者が気になるのが自治体の住宅支援制度!
令和4年現在、厚生労働省による保育士宿舎借り上げ支援事業が実施されています。
こちらが自治体による家賃補助支援のベースとなっているものですね。
新子育て安心プランに参加する市区町村が対象とのことなので、対象外の自治体もあるようです。
詳しい情報は厚生労働省HP 令和4年度 保育関係予算概算要求の概要に記載されています。
保育士用の宿舎を借り上げるために必要な費用の一部を支援することで、保育士の就業継続を支援し、働きやすい環境を整備する。
対象者は、採用された日起算で9年以内の常勤保育士とのこと。
補助金額は、一人当たり上限月額82,000円です。
ちなみに、令和5年もこちらの支援事業は続くようですが、対象者が採用された日起算で8年以内の常勤保育士になるようです(さらに8年→7年への見直しも)。
詳しくは、厚生労働省HP 令和5年度 保育関係予算案の概要をご覧になってみてください!
上記でご紹介した厚生労働省の支援事業に加えて、各自治体からの補助金額がある場合があります。
東京都の各自治体の補助金についても確認してみましょう。
こちらの記事が良さそうです。
保育士上京ガイドの住宅補助が手厚い区は? 保育士向けの住宅補助額ランキング …
保育士.netの【東京都 保育士】家賃補助(借上げ社宅制度)を受けられる …
保育士上京ガイドの記事では、東京都の自治体による家賃補助の金額が、ランキングで紹介されています!保育士・幼稚園教論の方が書かれている記事ですね。
補助金額ランキングだけ先にご紹介してしまいます!
第1位: 千代田区【13万円】
第2位: 港区【11.2万円】
第3位: 渋谷区【10万円】
第4位: 目黒区【9.2万円】
第5位: その他の区【8.2万円】
注意していただきたいのが、上記に記載されている金額は、厚生労働省の保育士宿舎借り上げ支援事業の金額を含めた金額になっています。
こう見ると、厚生労働省の定めた8.2万円にプラスして補助がもらえるのが、千代田区、港区、渋谷区、目黒区、ということですね。
千代田区が堂々の1位。
それ以降の港区も渋谷区も目黒区も家賃相場が高いエリアですので、いずれも家賃補助がないとかなり厳しいですよね。
それでは最後に、家賃補助を受ける際の注意点だけ確認しておきましょう!
保育BOXの家賃補助が保育士の上京を後押し!東京23区の取り組みをご紹介
マイナビ保育士の保育士のための「家賃補助」総まとめ 支援の種類から注意点まで解説
保育士クラブの【東京都】保育士の家賃補助はいつまで?【気になる条件から結婚・同棲についても】
を参考に見てみると・・・
1.対象条件をしっかり確認しよう
まずは厚生労働省HP 令和5年度 保育関係予算案の概要に定めている対象者は下記の通り。(こちらは令和5年度のものなので、この2、3月は令和4年度の制度が適用されているのでその点も注意です)
採用された日から起算して8年以内の常勤の保育士
※ 直近2か年の1月の職業安定所別の保育士の有効求人倍率が連続して2未満の場合は、採用日から5年以内
ただし、直近2か年の4月の待機児童数がいずれも50人以上の場合は、当年度に限り8年以内
※ 前年度に事業の対象だった者で引き続き当年度も事業の対象となる場合は、前年度の年数を適用
≪見直し≫対象期間の段階的な見直し(8年→7年)を行う。
この条件に加え、各自治体や、各保育園で独自の条件を設けている場合があります。
ですので、自分が対象であるかどうか、全ての条件に照らし合わせてしっかり確認することが重要です!
2.補助金に所得税がかかる場合がある
補助金の種類のところに少し関わってくるのですが、補助金の受け方によっては、補助金が所得としてみなされ、所得税がかかってくる場合があります。
この場合、例えば82,000円満額もらえるわけではないので、その点だけ要注意です。
基本的には個人で契約し借りる場合は、補助金は所得としてみなされるので、所得税がかかります。借り上げ社宅がこれに当たりますね。
ですので、自分が受ける補助金がどのような扱いになるのかを事前に確認するようにしてください!
3.補助がいつまで出るかを確認しよう
厚生労働省が定めている保育士宿舎借り上げ支援事業ですが、基本的に補助金には財源に限りがありますので、いつまでも続くとは限りません。
そもそもこの事業自体も、待機児童解消目的のために2015年から始まったもので、歴史は浅いです。
近年の待機児童の状況をみると、そう簡単になくなることはないような気もしますが、補助金はあくまで補助金。
いつ打ち切りや縮小になるか分かりませんので、そういった点も念頭においておく必要があります
ではここからは実際に、家賃補助ありの保育士求人について調べてみましょう!
おそらくかなりの数の求人が出てくると思うので、出てきた中から、家賃補助・住宅手当について比較的詳しく紹介されている求人をピックアックしてご紹介しようかと。
また、できるだけ市町村区が重ならないようにご紹介したいと思います。
「東京都 保育士 求人 家賃補助」で検索してみます。
どんなものが出てくるか・・・
まず出てきたのはこちら!
”保育のお仕事”の求人情報ですね。
開いてみると・・・
株式会社ウェルクスは、2022年7月1日をもちまして株式会社トライトキャリアと合併しました。
今後の情報は株式会社トライトキャリアのコーポレートサイトにてご確認ください。
という記載が。
こちらに載っている求人は古い情報のようですね、残念。
念の為、株式会社トライトキャリアのリンクを載せておきます!
気を取り直して、次へ行ってみましょう!
お次は、
こちらは東京都板橋区にある、定員99名の認可保育園の正社員保育士の転職求人。
家賃補助についてみてみると、
給与欄に
住宅手当 15,000円/月
福利厚生欄に
宿舎借り上げ制度 上限82,000円/月
との記載があります。
福利厚生欄に記載の保育士宿舎借り上げ支援事業82,000円の他に、独自で15,000円の家賃補助を支給しているようですね。
二つ同時にもらえるかどうかは記載がありませんので、どの条件で最大でいくら補助が出るのかは、確認が必要です。
施設HPはこちらです。
東京都日野市にある、定員120名の認可保育園の正社員保育士求人。
給与欄に、
住宅手当 月上限30,000円
福利厚生欄に
借り上げ社宅制度 月上限82,000円
こちらも、保育士宿舎借り上げ支援事業82,000円の他に、独自で30,000円の家賃補助を支給しています。
日野市の一人暮らしの家賃相場をホームズの日野市の家賃相場情報でみてみると、ワンルーム5.6万円〜1LDK9.42万円とあるので、30,000円の住宅手当のみでもかなりありがたいですね。
保育園HPはこちらです。
こちらは東京都台東区にある、定員90名の認可保育園のパート・アルバイト保育士求人。
福利厚生欄には
家賃補助制度 月82,000円まで
※フルタイム勤務の方に限り、パートスタッフでも受けられます
とあります。
時給は 1300円〜2000円ですが(時間帯によって異なる)、
パート・アルバイトでも家賃補助を受けられるのはかなりポイント高いですね。
保育園HPはこちらです。
こちらは東京都江東区にある、定員90名の認可保育園の正社員保育士の転職求人。
福利厚生欄には、
住宅補助(住宅手当15,000円/月もしくは宿舎借り上げ制度 ※規定あり)
・設備も充実の快適な社宅&引っ越し金 (社宅:月8,000~10,000円!敷金・礼金・退去クリーニング代・保険料全て0円!法人が負担します)
との記載があります。
借り上げ社宅制度と家賃補助の他に、社宅があるということでしょうか。
住宅周りの支援がかなり充実していそうですね。
引越し金が出るのもポイント高しです!
施設HPはこちらです。
こちらは東京都港区の、定員12名の小規模保育園の正社員保育士の転職求人。
福利厚生欄には
借上社宅制度(家賃を最大112,000円/月まで会社が負担)※条件あり
住宅手当(上限15,000円/月)※条件あり
との記載があります。
家賃補助金ランキングで2位だった港区ということで、借り上げ社宅制度で最大112,000円の補助が出ます。
保育園HPはこちらです。
保育士バンク!の求人の最後に、あきる野市の求人をご紹介。
東京都あきる野市にある、定員150名の認可保育園の正社員保育士の転職求人です。
福利厚生欄には、
◆住宅手当
【1】あきる野市内の保育園に勤務する方 上限60,000円/月を無期限に支給
【2】その他の地域の保育園に勤務する方 区市が決めた金額(上限82,000円)を公費補助がある期間中支給。公費助成終了後は【1】の適用を受けられます。
との記載があります。
最後の”公費助成終了後は【1】の適用を受けられます”、という部分を読み解くのが難しいのですが、おそらく同じグループの保育園内で、あきる野市かそれ以外の地域で勤務するか、ということではないかと予想。
詳しく知りたい方は、是非問い合わせてみてください!
保育園HPはこちらです。
続きまして、求人ボックスのこちら!
東京都渋谷区のベネッセ美竹の丘保育園の正社員保育士の転職求人。
住宅関係の待遇・福利厚生をみてみると、
◎家賃補助制度(自己負担1万円)
◎引越し支度金10万円支給
とあります。
自己負担1万円というのはかなり大きいですね〜。
借り上げ社宅制度の一環なのかは分かりませんが、運営母体自体が大手ですので、会社の方針として家賃補助・住宅手当が充実していそうですね。
保育園のHPはこちらです。
こちらは東京都葛飾区にある、T&T kindergarden。
”T&T kindergarden”で検索してもHPが見当たりませんが、企業主導型保育園のようです。
こちらの家賃補助をみてみると、
◎住宅手当:40,000円支給
とのこと。
借り上げ社宅制度ではなく、独自の住宅手当を導入しているようですね。
こちらは東京都文京区の本郷ちとせ保育園。
定員90名の認可保育園の、正社員保育士の転職求人です。
家賃補助については、
住宅手当:112,000円(区内)/82,000円(区外)
こちらは保育士宿舎借り上げ支援事業82,000円のようですが、区内だとプラス3万円となっていますね。
園独自で、家賃補助をプラスしているのかもしれませんね。
保育園のHPはこちらです。
こちらは施設名の記載はありませんが、東京都足立区の認可保育園のようです。
正社員保育士の転職求人です。
家賃補助については、給与欄に
※住宅借上げ制度あり(上限82,000円)
との記載があります。
こちらは保育士宿舎借り上げ支援事業の補助金ですね。
次はこちら!マイナビ転職
こちらは株式会社マミー・インターナショナルが運営する、2023年4月に新しくオープンする保育園の求人のようです。
東京都内にいくつかオープンするようで、勤務地は決まっていないようでね。
正社員保育士として採用後にいずれかの保育園へ配属されるのではないかと思います。
家賃補助については、
◇住宅手当(家賃補助、最大82,000円)
との記載あり。
例として江戸川区や江東区の保育園の記載がありますが、それ以外の区でも補助の上限は82,000円となるということですね。
最後はジョブメドレーの
から二件ご紹介します!
東京都八王子市にある、定員60名の認可保育園の正社員保育士求人。
待遇欄に、家賃補助について記載がありました。
・借上げ社宅制度あり(自己負担5,000円のみ 敷金礼金会社負担 )
自己負担5000円のみ・・・これは非常に大きいですね。
八王子市でも保育士宿舎借り上げ支援事業の82,000円が受けられますので、82,000円を超えた分は保育園に負担してもらえるのかもしれないですね。
保育園HPはこちらです。
東京都中央区にある定員90名の認可保育園。
正社員保育士の転職求人です。
気になる家賃補助については、
借上げ社宅(月額1万円)
家賃補助
との記載があります。
こちらも、保育士宿舎借り上げ支援事業の82,000円を超えた分は、保育園で負担してくれるのかもしれません。
保育園HPはこちらです。
いかがでしたでしょうか?
筆者個人的にいいなと思ったのが、パート・アルバイトでも条件を満たせば家賃補助が出ること。
これって、そんなにないような気がします。
正社員でも家賃補助がないところはたくさんありますし。
ただフルタイムとかが条件となると、もはや正社員の方がいいのでは?とも思わないこともないですが。
正社員にしろ非正規にしろ、できるだけ自分の希望の条件に合った求人が見つかるのが一番ですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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